短気で稼ぐなら期間工

短気で稼ぐなら期間工

稼ぐなら期間工?でもどんな仕事?

期間工といえば、自動車メーカーの仕事を連想する方も多いのではないでしょうか。
その名前の通り、勤務する期間があらかじめ設定されたうえで働く環境のことです。
ですから正規雇用の社員ではないのですが、一方で短期間でお金を稼ぐ方法として注目されています。

ただ、期間工のことはよく知られていても、その実態・実情はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
「興味はあるけど得体が知れなくてちょっと不安」なんて方もいると思います。
ですから、実際の体験を元に「期間工とはどんな環境でどんな仕事をするのか」を取り上げてみたら興味を持つ方も多いはずです。

期間工のポイントは、「派遣ではなくて企業から直接雇用されること」です。
自動車メーカーの期間工なら、そのメーカーから直接雇用される形になります。
ですから、労働環境や直接雇用している企業に準ずることになります。
期間工を募集しているのは有名企業が多いですから、この点は安心できるのではないでしょうか。

どんな仕事をするの?

気になるのは仕事内容でしょう。
あらかじめ働く期間が定められているわけですから、そんなに熟練したスキルや経験が求められるわけではありません。
スキルを身につけるほど長い期間働き続けることは珍しいわけですし、雇用する側としてはとにかく「雇用している間に役立ってくれる」ことを求めているわけですから、当然といえば当然です。

工場をはじめとした製造現場で働くのがメインになるため、原則としてその工場であらかじめ定められた製造ラインにのっとって決められた作業を担当することになります。
ですから、まったく未経験の方なら最初のうちは戸惑うかも知れませんが、作業に慣れればそれほど難しいとか危険が多いといったことはありません。
実際、期間工の求人を見ても未経験・初心者歓迎のものを多く見つけることができます。

待遇は?

「期間工は短期間で稼げる!」というイメージが持たれている主な理由でもあるのが、「お金が貯まりやすい環境で働く」ことです。
企業が用意した寮で泊まり込みで働くのが一般的で、家賃は安く、食費も安く抑えられます。
しかも周囲に娯楽が少ないところで働くことも多いので、無駄遣いする危険も少ないのが特徴です。
基本給もアルバイトや派遣社員よりも高めですから、雇用期間中ちょっと我慢して仕事に専念していればどんどんお金を貯めていくことができるわけです。

もうひとつ挙げておきたいのは、失業保険の優遇です。
期間工を退職する時には当然自己都合ではなく会社都合で辞めることになりますから、3ヶ月の待機期間が必要なく失業保険を受取ることができるのです。
もちろん、支給を受けるためには1年間以上の雇用保険の加入が必要です。

一方で注意点としては、先述した「お金が貯まりやすい環境」を退屈に感じてしまう、仕事内容も単調で退屈に感じてしまうケースがあることです。
この点で向き・不向きが出てくるかもしれません。